話数単位で選ぶ、2024年アニメ10選

ギリギリ更新!

その年のアニメの総括「話数単位で選ぶ、TVアニメ10選」。ルールは以下の通り

2024年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。

・1作品につき上限1話。

・順位は付けない。

また、個人的なレギュレーションとして『配信のみ・2025年以降にTV放送予定の配信作品(2024年内にTV放映されていないもの)』『モーションアクターを使ったバラエティ』『実写テレビドラマとアニメを組み合わせた作品』からは選出せず。

集計は昨年に引き続き「aninado」さん。

 

以下、選出エピソードと簡単なコメント。順不同にて掲載、敬称略で表記。


1『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』第1話「ひとりの旅へ」

脚本:高山カツヒコ 絵コンテ・演出:山内重保 総作画監督:李少雷 作画監督:葉増堯、清水勝也 作画監督協力:堀ほのか、後藤玲奈

静かで内省的なプロローグを、心情を表出する美術と色彩とモチーフ・そしてアップショットで描かれる”山内重保節”が炸裂したエピソード。

欲を言うともう少しだけこのテイストで観たかったが、初回ならではのスペシャル感というところでより際立つエピソードだったようにも思う。

 

2『ガールズバンドクライ』第2話「夜行性の生き物3匹」

脚本:花田十輝 絵コンテ:酒井和男 演出:朝倉舞彩 アニメーションスーパーバイザー:小泉正行 CGディレクター:大曽根悠介 作画監督:山﨑智加

人からもらった光(シーリングライト)を街中で振り回し壊す井芹のインパクト・・・はもちろん選出の理由のひとつだけれども、カバーが壊れたライトでも光をを放つことができる(しかもすばるの手を借りて取り付けをする)というモチーフの使い方のスマートさに感服。

しかし井芹仁菜、本当に面倒くさい・・・。

 

3『忘却バッテリー』#11「俺は嘘つきだ」

脚本:池田臨太郎 絵コンテ:徳丸昌大 演出:徳丸昌大・増田桃一郎 演出補佐:橘内諒太 総作画監督:朴旲烈・島袋奈津希 作画監督:徳丸昌大・ 井上修一小木曽伸吾・石塚理央・宮地聡子・ 中西優里香・陳品君・若狭賢史・三浦里菜・陳韋寧・飯田剛士・MIGHTY MAX MOVIE キム ヒョナ・パク ソジョン・上海樊特姆動画 林梦贇 作画監督補佐:永松一誠・林珠銀・齊田恵瑠・本田もえ・柴田志朗・藤田亜耶乃・五十嵐友美

ワンプレーの裏にある千早瞬平の葛藤や情念を、演出・作画・声の演技・・・全てを使って描写をしたアニメ史上イチのカッコいいフォアボール。痺れた。

 

4『ザ・ファブル』第16話「下山の男.....。」

脚本:高島雄哉 絵コンテ・演出:中村路之将 総作画監督:中村路之将 作画監督:中村路之将・LEE MIN-BAE・KIM HEE-GANG・Park Gi-deok・Seo Soon-young・興村忠美

野生の熊を追い払うために準備を重ねる明と黒塩。
ペラ戦士をおもちゃにするため
準備を重ねる洋子。
今宵、大阪にふたつのゴングが響き渡る──。

マイ・ベスト・男を一本釣りにする女、佐藤洋子(CV.沢城みゆき)・・・。

 

5『女神のカフェテラス』第19話「眠らせない夜」

脚本:森田眞由美 絵コンテ:桑原智 演出:神原敏昭 総作画監督:野口征恒・氏家章雄・岩崎令奈・百々真広・浅間英裕・八鍬友美・重松遥・上野ちひろ和田薫・佐藤好 作画監督:百々真広・山縣あき・中西浩司・趙欢花・Yoon Seung hyun・Jang Sang mi・Kim Seong・beom

フルスロットルで突き進んだ2クール目。中でも天丼ギャグ・おっぱいルーレット・そしてハミチンと暴れに暴れまくったエピソードをチョイス。

一生分のハミチンを聞いたつもりだったが、まさかこの後のエピソードでも頻出する要素だったとはよもや思うまい・・・。

 

6『杖と剣のウィストリア』EPISODE6「矜持と熱情の間」

脚本:𠮷原達矢 絵コンテ・演出:中野英明 総作画監督:小野早香 作画監督:北條真純、普津澤時ヱ門、実原登、陳婷婷、小脑警长、伊藤岳史 エフェクト作画監督:阿部宗孝

シオンからウィルに向けられる大きすぎる熱情を、『英雄教室』で久々の復帰を果たしたアツすぎる演出家:中野英明が盛り立てまくる。

ドラマが最高潮に達するシオンの叫びとハーモニーカットはまさに氏の演出の真骨頂だ。

 

7『わんだふるぷりきゅあ!』第35話「悟の告白大作戦」

脚本:平林佐和子 絵コンテ:広末悠奈 作画監督:廣中美佳

話題となった「恋愛3部作」の序編。

「わんぷり」は近年のシリーズが煮えきれなかった部分に踏み出せたシリーズだったように思う。それはテーマ性・販促との折り合い・ギャグ・そしてメインキャラクターによる恋愛模様

猫屋敷まゆの賑やかし(?)の手を借りながら悟の恋心を花のモチーフや端正な構図で描く。そしてラストのメエ~(迷)アシスト!メエメエ、よくやったよ・・・。

 

8『大正偽りブラヰダル~身代わり花嫁と軍服の猛愛』#2「祝言―その身一つで俺の妻だ」

シナリオ:黒崎エーヨ 絵コンテ:佐々木純人 演出:志水慎一 総作画監督那須玲奈 作画監督:EN.studio 玉里栄二

視聴者を一気に引き込むアバンタイトルの短い連続的なカットのあらすじ、そして木戸の怒りと共に流れるまたも連続的なモチーフカット!「僧侶枠」の短い放映時間の中で強いインパクトを残した今期屈指のショートフィルム。必見。

 

9『ONEPIECE FAN LETTER』

監督:石谷恵 脚本:豊田百香 脚本協力:石谷恵・森佳祐 キャラクターデザイン:森佳祐 美術監督:西田渚 色紙設計:永井留美子 撮影監督:千葉秀樹・石津剛志

絵コンテ:石谷恵・森佳祐 演出:石谷恵・道端菜名実 作画監督:森佳祐・林祐己 メインアニメーター:柏熊信・齋藤浩登 作画監督補佐:FASTO・劉志光

アニメーションとシナリオとが呼応するかのように一体となり、それぞれの登場人物の想いを乗せ流れるように展開されるフィルムは間違いなく現時点でのトップアニメーション。

次世代を担う大器たちのフィルムは『ONE PIECE』を履修していない私にも深く刺さった。

 

10『ひみつのアイプリ』第31話「やくそくの一番星」

脚本:鈴森ゆみ 絵コンテ:竹村菜月 監督補佐:松永昌弘 総作画監督:Cha Sang Hoon 作画監督:Kang Boo Young・Kim Min Ja・Song Seung Taik・Yang Ji Hye・Kim Jong Suk・Seo Ji Ae・Jeon Byung Gon・Jo Yoon Sung・Choi Kyung Won・Choi Run Ok・Choi Jung Hwan

アイプリの本質は誰かに想いを伝えること、仲間内に気持ちを共有することが悩みの解決につながること、共有する思いは仲間内だけや自分だけのものがあること、『アイプリ』のひみつの扱い方が詰まった真実夜チィファン待望のエピソード。

「あんたたちの一番星になってみせる」と高らかに宣言した後シークレットフレンズの面々を見て吹き出してしまうシーンはこのエピソードを端的に表したいちばん美しいシーン。チィ・・・!

 


また次点として

『ゆびさきと恋々』Sign.1「雪の世界」(マイ・ベスト1話その1)

■『終末トレインどこへいく?』第8話「バチ当たらない?」水島努暴走特急

『HIGHSPEED Étoile』#10「最速のその先へ」

■『響けユーフォニアム3』第十二話「さいごのソリスト

『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』第11話「裏ボス、告白される」(告白とそのためのシチュエーション)

『逃げ上手の若君』第一回「5月22日」(マイ・ベスト1話その2)

『きのこいぬ』第8話「きのこいぬのかいもの」

■『ぷにるはかわいいスライム』第7話「Sweet Bitter Summer」(ちな&のりゆき)

 

その他にも『治癒魔法の間違った使い方』『変人たちのサラダボウル』『義妹生活』『MFゴースト 2nd season』『村井の恋』などからも候補があったことを記しておく。

 

来年は頑張ってアニメ観るよ~